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スケッチブック舞台巡礼全記録 2011②天神・志免(後) (2011.08.31)

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愈々舞台は志免町。
スケッチブック視聴者の方々には言うまでもありませんが、
この作品舞台のランドマークとして
最も特徴的な建物が右に描かれている「志免竪坑櫓」です。

かつて九州は炭坑業が盛んであり、ここ志免町でも石炭の採石が
行われていました。
この建物は、地下 600mの深さにある「石炭」と、それを
掘り出した人々を、地下へと続く垂直な「竪坑」を通じて
上まで運ぶ「エレベーター」の機械を格納する建物なのです
(現在その機械は取り外されている)。

炭坑の歴史は事故や労働闘争など辛い過去もあり、この建物が
それらを思い起こさせてしまう為に取り壊そうという意見も
ありましたが、建築そして歴史的に大変貴重で、なおかつ
そういった記憶を後世に残さねばいけないという強い思いから
この建築は残され、2009年(私の前の来訪年!)12月
国の重要文化財に指定されました。

そういう歴史と共に強いインパクトを残す荘厳な外観に惚れ込んでしまったので
志免竪坑櫓に関する文章が長かったりしますが、何卒お付き合い下さいませ…

しかしこの建物とスケッチブックが、今回の旅に更に強い思いを与えて行き…

※「スケッチブック〜full color's〜」
(小箱とたん/ MAG Garden・full color's)内の画像を
比較研究目的のため引用して居ます。


2011年08月30日

14:19

[徒歩 西鉄バス停留所志免→志免竪坑櫓]

志免バス停にて下車。既に目標は見えた!さあ、歩くばい…



ひたすらにほのぼのした町並みを歩いて行く。
ところどころに多くある古びたお家とかがそそった…。
小学生が自転車で横を駆け抜けて行った。魚とりに行く途中だったらしい。
そんな素朴感がスケッチブックとあいまっていた…やっぱりここは、そんな町なのだ。



歩いて行くとなだらかなカーブが見える。そしてそこから一直線に横に遊歩道が延びる。
これがかつてこのあたりに通っていた「国鉄勝田線」の廃線跡である…
廃線跡に沿って志免鉄道公園に向かう。日差しが強く結構暑かった…が、
木漏れ日が絵になって…悪くない

そして真横を見上げると、見えて来た!志免竪坑櫓だ!

14:30


志免鉄道公園の南端に着く。天気が凄くよくなって来たので、先に志免竪坑櫓前まで行くことに。
志免竪坑櫓は少し高台にある。

西の坂部分から上がって行く…手前に、妙なブロックを見つける。
あとから知ったがこれも遺構の一つらしい…坑口の跡なんだって。

蔦の這う坂を上がり、遂にたどり着いた。
運動場と大きな空の間にそびえ立つ志免竪坑櫓は、写真や資料や、
2年半前の記憶さえも凌駕する大きさであった。こればかりは現地で見ないとわからない感動…。





鉄筋コンクリートのコンクリートがはがれてしまっている部分もあったが、
この建物が今の時代まで残っていることは奇跡だと思う…
いや、それだけ当時の技術がしっかりしたものだったのだろう。

ちなみに今は保護されているが、数年前まではいつでも近寄れたようで(羨ましい…)、
フェンスが張られている前に使われていたのであろう駐車場が廃墟化していたw
しかしこれもある種独特の雰囲気を持たせていた…

2009年12月めでたく重要文化財に指定された。工業的に深い歴史をもつ建物である…。
そんな建物を、まさか深夜に偶然見たこの作品から知ろうとは思わなかった…
作品との出会いがこんな出会いを生んでくれたことを、本当に嬉しく思う。
そんな事を思っていた。

周辺にも幾つかのの坑口跡が残る。
それぞれに特徴があり、志免竪坑櫓はその中でも親玉という感じかもしれない。
それにしてもいい天気で、段々暑くなって来たので一時休憩。
志免竪坑櫓前の屋根付きのベンチに座る。日陰では風が涼しかった。

とりあえず記念撮影w をした。この時点でまだ15時。
今日の予定では十分余裕があったので、スケッチブックファンとして出来ることをやろうと決心。

スケッチだ!

15:02


サントラ聞きつつ悦に浸りつつ描く。
平日で人も少なかったので(子供さんがすべり台とかで遊んでたり、
散歩するおじさんが時々通り過ぎるぐらい。静かで平和だった・・・)

…40分でとりあえず終了。
出来は…気にしないでくれ。梶原さん気分を味わったのだから、いいのだ。
窓が多くて、あと脚の部分の構造の複雑さ、多くの難しい要素が苦しめたが…
被写体としても面白い物件だった。
久々に外で落ち着いて描けたのも何だか幸せだった…。そう、とにかく幸せなのだ。

16:00頃


併設された公共施設、シーメイト(ずっと「Sea+mate」かと思ってたが、
「志免+mate」だと気付き、何とも言えない気持ちになった…)に入る。
志免竪坑櫓を説明する文書が配布されているので貰いに行ったのだ。
配布物とともに、志免竪坑櫓のデータ集みたいな冊子もあり少し読んだ。
炭坑で働く人々の写真などが掲載されていた。
現役時代は今ののどかさとはちがう風景を見せていたのだ。
今からは想像もつかないが、竪坑櫓のコンクリートなど、歴史を深く刻んでいることが
それを今にも伝えている。
(…地方史レポートみたくなってきましたが私の性格上仕方無い事である…
 しかし実際、ここの資料を読み、竪坑櫓を間近で見ると自然と感じられる。)

広報誌等も読んでみた。

「うみ川のさかなたち」…どっちや。
(※宇美町という町がある。
  宇美川という川がある。
  思いっきり福岡県の内地にある。
  いずれにせよややこしい…)

資料も得たし涼めたのでシーメイトを出、志免鉄道公園に向かう。
第8話に出て来た、梶原さんとみなもんが出会う公園。

梶原さんが座っていた椅子と同じいすはいくつかある。
遠景からのカットを参照するに、公園の森側から線路などのある方向に向かって左側の、このいすである。

みなもさんが写真を撮っていた場所からは志免竪坑櫓がちゃんと見える。
写真的にはアニメよりはかなり小さいが…
実際見ると、アニメとさほど変わらないインパクトを受けるあたり不思議だ…。

実際は第8話よりは森は木々が生い茂っていて、アニメのような広さ、開放感は無い…が、
こんな暑い日には木漏れ日となり、それが良かったのだ。(←最早寛大精神に溢れている私…)

志免鉄道公園はさっきも言及した、昔ここを通っていた、国鉄勝田線のホームの跡が残っている。
ホーム付近は第5話でクローズアップされていた。



クマさんが捨てられていた演技をした場所、横の小屋みたいなのはそういえば何だったのだろう…。

ちなみに電灯の位置はアニメとは違うが、形状は同じである。

これは信号機…か何かの転換機。遺構もたくさん残されている。
神谷ちゃんが歩いてくる道や梶原さんが猫達を探す場所を見つつ、とりあえずコンビニでおにぎりとハサミ…
ではなくお茶とアイスを買う。

第4話で空さんと栗原先輩が待機していた場所(しまった撮り逃したorz)の対岸も志免駅跡である。
情報によると昔は繋がっていたらしいが、今は車道に寸断されてしまっている…
須恵駅と志免を結ぶ道路は2年半前に通った。菜の花が綺麗だった思い出。

同じカットを探し始める。第13話、麻生さん・鳥飼さんに空が声をかけるシーン。
ちなみにここは県道と福岡東環状線が繋がる結構大きい通りで、
交差点を往復する写真撮影はそれゆえ結構危険なので注意されたし…
(梶原さん達のように信号を遵守しましょう…←当然だ)







コンビニで買ったアイスを食べつつバスを待機。
今日はひとまず、志免を離れることにしたのだ。

17:00

[西鉄バス3系統 福岡空港行き 志免鉄道公園→福岡空港]

福岡空港までのバスに乗車。志免は夕暮れの町。iPodで「たんぽぽ水車」を再生。
もう学校は始まっているみたいで、車窓から学生さんが帰路についていたのが見えたり、
小学生の子供達が手を振って友だちと別れるのが見えたり…
「窓からみんなの姿 手を振っていたように見えた」
この町に来れたこと、志免竪坑櫓を見たこと、
夕暮れの町からいろんな、良かったと思える気持ちが沸いたこと、
スケッチブックに会えて本当に良かった…全てに於いて私は、そう思えたのだった。




志免町から小高い山を越えると一気に福岡空港に着く。飛行機で帰宅、では無く、次は福岡市内に向かうのだ。

17:20頃

[福岡市営地下鉄空港線 筑前深江行き 福岡空港→唐人町]

実はもう満足してこの行程はおまけにすぎなかったのだが…w
福岡に来たからには行くべきだろうと向かった先が唐人町。

ここから歩いて福岡タワーに向かうのだ。そう、アルミホイルである!!(←そう、って…)

17:48

[徒歩 唐人町→Yahooドーム,百道,福岡タワー]

斉藤和義のアルバム聞きながらとぼとぼ歩いて行く。川沿いを北に歩いて行き、よかトピア通り(すげー名前だ…)から最初にYahoo!ドームへ。

iPhoneでどーでもいいネタをやりつつ…ドーム横を歩いていると

ドーム横に大量の手が!
…こええよ…有名人の方々の手形らしい。

野球選手からやなせたかし、すぎやまこういち、板東英二(は野球選手だ)
藤子プロのお二人…という、なかなか凄い面子だった…
手形と握手しつつ道を進む。

高級ホテルのヒルトン福岡に迷い込んだりしつつ(ガチで迷ったらホテルのロビーという恐怖体験)
百道の海浜公園に着く。福岡市では有名な浜辺らしい。
ちょうど夕暮れでなかなか綺麗だった…
福岡タワーが浜辺のランドマークとなっていてカッコ良かった……
浜辺で戯れるリア充さんもいたがな!orz




気にせず浜辺を歩く。砂の上に山があったり文字があったりしたので、
リア充さんに負けじと書いて来た。

お会計が波に揺れている…お会計が…

百道を歩きアルミホイルへ。やぱし、大きい。ぴかぴかしている。
志免竪坑櫓には叶わないがな!(もうすっかり虜)
ここからとある場所へ向かおうとしていたが…バスの都合により断念
(スケッチブックとは関係ないす)し、西新から天神に戻ろうと思った。

19:00頃

[徒歩 福岡タワー→西新]

ローソンさんの前に猫がいたり、不遇な像を見たり(1人だけ照明が仕事してない……)しつつ
博物館横の道を通る。このへんはホントに都会だなあ…。

洒落た通りの向こうにアルミホイル。
この通りの都会感は惚れ惚れします。

途中、2年半前に逃した寄りたかった場所に行く。
西南学院大学や修獣館高校の近くにある、日本史でお馴染みの「元寇」対策の防塁である…。
ここには神社もある。最早真っ暗で全然写真は撮れなかったが…。

西新に着いた。ここからもバスは出ていたが、なんだか都市高速に乗りたかったので
隣接する藤崎まで行くことに。

19:48頃

[徒歩 西新→藤崎]

こんなところにも神社があるんだなあ。福岡市は京都市に次いで寺社の数が多いのだそうな。
寺社巡りにも適しているのだ…。

鳥ちゃん!

とかとか、通りを歩いているうちに藤崎に着く。
ギリギリだって、乗り場を探すのに少し戸惑い焦ってしまった…が、何とか乗車。

20:03

[西鉄バス306系統 都市高速経由 呉服町・博多駅行き 藤崎→天神南]

都市高速からの夜景が綺麗だった…この夜景を見る為に都市高速に乗ったのです。
30分ほどで天神に到着(結構距離あるんやね…)。夜の天神はひたすらに都会感。

屋台も多く出ていた…が、晩ご飯は西鉄福岡駅裏のラーメン屋さんで頂く…豚骨ラーメン。ジャスティス。

20:30頃

[福岡市営地下鉄 福岡空港行き 天神→祇園]

祇園町の横断歩道から見る博多駅がカッコ良かった。

感じのいい通りとか通って(お寺さんが多いからか静か。
 だから祇園町は雰囲気、京都にどことなく似ている気もする…名前もそのせいかな?)
ようやく旅館に到着。目一杯疲れた一日だった…が、非常に実りある一日だったことは確かである。
楽しかったなあ。

と、気を抜いても居られないのだ…明日の予定を立てなければならないのである。
太宰府、雑餉隈(前回あろう事か喫茶店以外を見逃していたorz)、
そしてもう一度、志免に行こう。
締めに志m…HAHA、いや、何でも無い。

2年半前のギリギリデータを元に綿密な予定を立てる。
…うむ、きっとこれでなんとかなるだろう。
そういう甘い考えで長年生きて来た訳だが…気にせず。
気づけば日付が変わり、ケイトの誕生日になっていた…
9月の始まりを異郷で始めることになったのだ…良い。
夜2時ごろ就寝。この時はまだ、翌日のことを
「予定も立てたし、まあなんとかなるだろう」としか予想していなかった。
おやすみなさいませ…



雪辱を果たしつつ、この日はスケッチブックをどうして好きなのか、という事を
舞台を巡る事によって少し知る事が出来た気がしました…

しかし、翌日向かえる舞台巡礼最終日に起きるアクシデントによって
私がどうしてここまでスケッチブックに心惹かれたかを
思い知ることになっ ・・・た気がします(言い切れよ)
それこそが私の中での、スケッチブックという作品なのだと思うのです。


次回予告! 2011年9月1日
雑餉隈の朝

商店街付近ですね。ここもまた
前回すっかり巡り損ねた場所を巡ります…

何卒よろしくお願いします。


さて、次記事ではお知らせがあります!
>>お知らせ
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  1. 2013/01/12(土) 16:33:04|
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  4. | コメント:2
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コメント

地元をこんなに愛して下さって、元福岡県民は嬉しい限りです!
予備校への通学路とかも写っちゃってますぜ。
アニメは数話視ましたが、癒されますなあ~
涼風コンビの安定感はすごい笑

本日のコミトレに行かなかったのは、特性のヒッキー&ビビりが発動したからです。
次回は行けるように、行動力を養いたかです・・・もんもん
  1. 2013/01/13(日) 09:12:45 |
  2. URL |
  3. じゃがり太 #-
  4. [ 編集 ]

>じゃがり太君
コメントありがとううー
こちらも唐突なお誘い失礼しましたばい…
でも漫画描く人としてならきっと憧れる筈でっさ!

地元の人からすれば何だか不思議な記事な気がしますねえ。
このロケーションは本当素晴らしいから故郷を誇って下さいませ。
アニメは漫画踏襲しつつ漫画とはガラッと違う雰囲気で。
私は根底に描かれているテーマに心打たれたから(今後それについても書く…ハズ)
よければ見ちゃってやってえ。
  1. 2013/01/14(月) 02:48:54 |
  2. URL |
  3. にし@2outni4 #C1pd0IfY
  4. [ 編集 ]

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